美しさの裏で 藤の花は山の悲鳴 - Yahoo!ニュース

京都府南丹市の山林で藤の花が咲き、薄紫のかれんな姿が目を引いています。しかし、材木の価値を落とす厄介者の側面もあり、山仕事では見つけるとつるを切って増えないようにしてきました。関係者は「藤の花が目立つのは、山に手が入らなくなった結果。山の現状にも思いをはせてほしい」と話します。

           

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山は悲鳴なんてあげてないよね。 悲鳴上げてるのは、過疎化や林業の寂しい現状でしょうか。 かってあった「里山」とは、山菜や焚き木拾いなどで、人が入り込んでた処であって、人が入れない厳しい自然である「奥」との境界・結界を形作ってたわけです。動物との棲み分けもそうやってうっすらと守られていたわけで・・。 お山は悲鳴なんてあげない。ときどきくしゃみをするだけ。☆そのとき人はただ逃げるのみ(^_-)-☆ 里山という緩い自然との結界、どうすれば再生できるのか?、経済活動だけでは解決できない文化の問題のように思えるなり。


最もらしいが今更の話でしょう。
山林の荒廃は戦後の経済成長期に始まり、国民が熱源に薪や炭を使わなくなった時から始まっています。
松茸が採れなくなりカブトムシよりクワガタムシが重宝されてきました。

そもそも藤は雑木林に多く、材木とする杉や桧は手入れされていて藤は少ないです。
それに藤の太い茎を切れば藤全部が枯れます。
それより厄介なのが 葛(くず) です。
藤は根から上に伸びるが葛は地面を這うように伸び、所々から地面に根を張ります。
なので元の茎を切っても枯れずに伸びます。
昨今、耕作放棄地が増え葛が荒れ地に蔓延っています。

森林の藤被害より、荒れ地の葛被害の方が大きいでしょうね。
私の勘ですが、セイタカアワダチソウ の変わりに葛が増えた気がします。